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「みなとのおしごと見学会」を開催しました。

7月27日(木曜日)、八代港湾地区内で、「みなとのおしごと見学会」を開催し、市内在住の親子23組51名が参加しました。
この見学会は、港湾地区の企業の多くで労働者不足が問題となる中、将来の担い手となる小学生(保護者同伴)を対象に、八代港の役割や重要性、港湾関連企業の仕事の内容を知ってもらうとともに、港湾関連の仕事に興味を持ち、関心を深めてもらうことを目的として開催しています。
今回は、一般社団法人 日本中小型造船工業会様及び海と日本PROJECT(一般社団法人 日本財団様)との共同開催となりました。
参加者は3組に分かれてバスに乗り、見学会にご協力いただいた、八代港コンテナターミナル(指定管理者:松木運輸株式会社様)、大東商事株式会社八代工場様、熊本ドック株式会社様の3ヵ所を巡りました。

 

〔八代港コンテナターミナル〕

  • 県内最大のコンテナターミナル。コンテナ船が停泊し、貨物の積み下ろしを行う。
  • 八代港コンテナターミナルでは、コンテナを船から積み降ろしするガントリークレーンと温度管理機能のあるリーファーコンテナを見学。物流を支える港湾について学び、船と港が日常生活を支えていることを知り、より身近な港であることを実感。

コンテナを船から荷を積み下ろしするガントリークレーン。

温度管理機能のあるリーファーコンテナ。

【参加者のコメント】

  • 「近くでガントリークレーンを見れて、実際動く様子を見せていただき、クレーンのすごさや運転される技術者の方の運転技術に感動しました。」
  • 「道路ではトラックがコンテナ運んでるのはよく見るので、船で届いてコンテナを移動させる所を実際に重機を動かして下さったのでよく分かりました。」

 

〔大東商事株式会社 八代工場〕

  • 熊本市に本社のあるリサイクル企業。
  • 大東商事株式会社ではリサイクルについての学習と、身近な生活ごみから産業廃棄物まで多様な廃棄物の再資源化の重要性を再確認。

環境学習の様子。

工場内見学の様子。

【参加者のコメント】

  • 「工場内で、産業廃棄物をチップ燃料やセメント原料にする工程を見学し、リサイクルの大切さを知りました。分別の大切さを熱心に説明される姿が印象的でした。」
  • 「生活していく上で毎日ゴミがでますが…3Rについて親子でどうしたら良いかを話し合ったりできて、良い機会でした。」

 

〔熊本ドック株式会社〕

  • 造船と船の修理・メンテナンスを請け負う会社。
  • 熊本ドック株式会社では、日本中小型造船工業会による特別授業も実施。船づくりについて解説。大型船の特徴である運搬能力の高さについても説明があった。

日本中小型造船工業会による特別授業の様子。

造船作業を間近で見学。
~ドックの中で「はい、チーズ!!」~

【参加者のコメント】

  • 「船の製作方法や製作期間、船底付近の防蝕亜鉛板の意味など詳しく分かりやすく説明頂きました。」
  • 「鉄板から部分的に組み立てて、大きな船舶の完成、試運転まで、作業工程を経ていく、大変さを感じました。」

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